底貼り用強力無臭水性のりECHO PU-277

底貼り用強力無臭水性のりECHO PU-277の使用方法

ご使用時には、1回で使い切る量を混合してください。

1) ラバーソールの接着面をバフがけし、接着剤の食いつきをよくします。

 (紙ヤスリ#60〜80で表面が均等に毛羽立つようにむらなくヤスリ掛け)
 ※ソールだけでなく、ソールとの接着面(靴側)もバフがけ(ヤスリ掛け)してください。ソールを剥がした場合は、付着している古い糊を全て取り除いてからバフがけ(ヤスリ掛け)してください。

2) ラバーソールにプライマー処理をし、完全に乾燥させます。
 (プライマーの取り扱いはございませんが、P−740をお勧めします。素材によりプライマーの種類も異なりますので、販売業者にご相談してください。モリト株式会社様や宮崎株式会社様などの靴資材販売業者でお探しください。)

3) 1回で使い切る量のECHO PU 277を出します。

4) ECHO PU 277の5%の量のECO AKTIV19(架橋剤)を加え、注意深く混合して下さい。(混合液は2時間以内に使用して下さい。)

 (AKTIV19(架橋剤)の混合なしでもご使用可能ですが、過酷な環境下で高い耐久性を求めるなら、AKTIV19(架橋剤)混合のほうが適します。

5) 配合した物を両方の接着面に塗装し、完全に乾くまで待ちます。(待機時間は湿度に依りますが30-60分)38-40℃で加熱する事で時間は短縮出来ます。乾燥後、両方の表面は透明の粘着フィルム状になります。乾燥後1時間以内に次の作業を行って下さい。

 (水性のりは粘度が柔らかいため硬い刷毛よりも柔らかい刷毛が適しています。)

6) 赤外線ランプ約50~55℃(粘着フィルムの温度)の温度で再活性化します。

 (ヒートガンでも対応可能です。ただし素材や水性のりを焦がさないよう温度注意してください。家庭用ドライヤーでは温度が低く、暖めにムラが出るためお勧めしません。)

7) すぐに両面を合わせ、油圧またはエアクッションプレスで接着剤が硬化するまで均一にプレスします。

 (ゴムチューブやラップでもプレス可能ですが、全体に均一に力が加わるよう注意してください。ゴムチューブ等ではプレスが弱く剥がれに繋がる可能性があります。

3日後には完全に接着しています。

 

■━━━━━━━ご注意━━━━━━■

 

架橋剤ECO AKTIV19は1度に使い切る量を混合してください。(ECHO PU 277と架橋剤ECO AKTIV19の混合物は作り置きできません)

・靴・鞄などのレザー製品の製造・修理以外の用途で使用しないでください。

・乳幼児の手の届くところに置かないでください。

・眼に入らないよう注意してください。

・肌に触れないよう注意してください。